高専カンファレンス初風 ゆるゆる考えたこと
カンファレンスを終えて
3年目の実行委員
新春高専カンファレンスは2018年開催「えぶりわん」2019年開催「猪突猛進」、そして今回の2020年開催「初風」と、3年目であり3回目の実行委員を務めました
過去3回の実行委員を経て、懇親会/会計担当/司会/発表者募集/TT作成/副実行委員長の仕事ができるようになりました。おめでとう!残すはデザインと実行委員長のみ...
ふりかえり
・事前準備が足りなかったために不安が続いた
・あまりに口下手で、司会が終始たどたどしかったこと
・発表者の方々には事前に名前や題名の読み方の確認をしていたにもかかわらず、名前を読み間違えたり「Node.js」を「ので.js」と読んでしまったことアルドゥイーノ読めたことに感動していたらミスった
上げだしたらキリがないのでいいところも
・一般発表が11枠、LTが13枠と例年よりかなり発表が多くなったが、時間通りに進行できた(皆様のおかげです!)
あんまりいいところ上げられなかったです...あれ?
なにはともあれ、大きな事故もなく(?)終えることができたので良かったです。参加者の皆様、さくらインターネット様ありがとうございました!
オープニングのあいさつ
副実行委員長ということで、オープニングのあいさつをさせていただきました。緊張しながらも頑張ってしゃべったのにpcの画面見てる人多かった;;
内容はこんな感じ↓
・高専カンファレンスはIT系の人が多く集まっている印象
・化学・生物系の私にはIT系の話が全くと言っていいほど理解できない
・異分野の発表を聞くのはいい刺激になり、モチベーションにつながる
・テーマの「初風」は、新年を迎えたという気持ちから、その風に心身の引き締まるものを感じるという意味なので今年も頑張っていこう!!
理解できないというのがどの程度なのかというと、カンファに参加するまでの私は
"プログラミング"という言葉を聞いたことがなければ、プログラミング言語という概念が理解できない
といった具合です。機械とおしゃべり....?ナニ?
(後で気づいたのですが、話が理解できないのにいい刺激になっていた"つもり"でした。以下の分を読めばわかると思います)
IT系でない人間にとっての高専カンファレンス
情報系ばかりでた学科に優しくない、つまらない
という声を風の噂で聞きました。
つまらないか~、そういわれてみればそうかもな~と。
私は運営側の人間でじっくり発表を聞けないのでつまらないと感じたことはありませんでしたが、こう思っている人がたくさんいるから"NonIT"だったり、分野ごとに枠が設けられたカンファが出現したんですね..(閃き)
"興味がない"ではなく、"わからないからつまらない"
例えば、私が化学系の発表をしたとします。
「基底状態にある原子はその原子に特有の波長の光を吸収して励起状態に励起され、この現象を利用した原子吸光光度法によって~」
こんな話を始めたらどう感じるでしょう、眠たくなりますね
たまたまIT系が多く集まっているから専門用語を用いた発表をしても通じるというだけで、本来ならば参加している全員理解してもらいやすいような言い方だったり内容だったりにしなければいけないと感じました。
脳内お花畑の私は、なんかわからんけど参加しているだけで楽しい~!と思っていたのですが、なんか楽しいという漠然とした成果ではなく、発表内容が分かる人たちは知識を増やすこともできているのかと思うと損した気分になりますね
"好きなことがIT系"そんな方々が多く集まるイベントで、内容に偏りが出るのはしょうがないことだと思います。だから、発表の分野を規制するのではなく、異分野の人へでも伝わる内容を発表者は考えられたらいいなと思います
(分野ごとに枠を設けているのも面白そうなので否定はしていません!!)
この積み重ねで徐々にいろんな分野からの参加者が増えて、よりよいイベントにしていきたいですね^^